家を出てから既に21時間。ノースウエスト航空でやっとデトロイト空港に着きました。
こちらの時間で午後2時。入国審査を済ませ、乗り換えの出発ゲートへ向かいました。
まだ出発には2時間以上あるので、いかにもアメリカという雰囲気のレストランバーへ。サラダと地ビールを頼みましたが、やたらデカい。
15分前になったのでゲートへ。なかなか搭乗が開始されないな〜と思っていたら、いきなりフライトキャンセルのアナウンス。理由は天候と放送されましたが、NYの姉に電話したら快晴とのこと、そしてこちらも快晴。恐らくオーバーブッキングし過ぎたとか、他の理由があるような気がしてなりません。
振り替えのフライトを希望される方は、他のゲートに並ぶように再度アナウンス。行ってみるとすでに長蛇の列。そりゃそうです、数百人の乗客に対してカウンターには二人。そして、あまりにも突然のことなので、クレームを延々と述べる人ばかり。前のヨーロッパ人、頭から湯気が出そうなくらい怒ってます。それを見てちょっとおかしくなってしまいました。
らちが空かないので前の方へ行ってみると、電話番号が記載されているペーパーが配られていたので、電話してみましたが全く通じず。
結局5時間並び、謝罪の言葉もなく、振り替え便は明後日の午前10時と告げられるのみ。他社の便への振り替えも交渉しましたが、鼻から相手にされず。ホテルも手配してくれずに、少額の割引券をくれただけ。アメリカでは良くあることですが、久々に体験し、やっぱり日本のサービスは時に過剰と思うこともあるけど、非常に高いレベルであることを実感しました。
いずれにせよ荷物だけでも返してくれと言いましたが、バゲージクレームに行けと言われ、行ってみるとまたまた長蛇の列。2時間待ったあげくに言われたことは、「今晩中には振り分けできないので、明日来てくれ。但し、返せる保証はできない。確実なのは明後日の振り替え便の到着地で受け取ること。」と言われました。
怒りがこみ上げて来ましたが、こんな事はアメリカでは日常茶飯事。もの凄く合理的に物事を運ぶ国ですが、それは多民族国家ゆえの意識や能力における格差の裏返しでもあります。
明後日に着いても、ストーンハーバーに半日も滞在できないので、いろいろ悩んだ末にレンタカーを借りて陸路で移動することに。
去年に続き、思いの外、またまたアメリカンロングドライブとなりました。
カーナビに目的地を入れたら、距離は700マイル(約1000km)、到着時刻は14時間後と表示、成田に帰れるじゃん!!とつっこんでみる。。
いや〜頑張ります。
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