前回の「金柑少年」に続き、今回も北九州公演を見に行きました。
今回のタイトルは「時のなかの時ーとき」でした。
天児牛大氏によって1975年に設立された
山海塾。全身白塗りで言葉を発しない舞踏のスタイルですが、人間の深い感情に入り込んでくる表現力にはただただ驚かされます。
今回の公演は、前回よりもビジュアル的に美しく洗練されたものでした。
光源が見えずに大きな一枚の布が光る照明演出、言葉がないかわりに、感情や場面の変化を演出する音響。ミニマムですが、すべてが高いレベルで融合されています。
舞踏に詳しい訳ではないので、気の利いたことは言えませんが、難しいことは抜きにして、「感じる」という姿勢でも十分に入り込んでくるものがあります。
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