神奈川県平塚市で住宅を建てたいという建て主さんと面談をしました。
お電話では、奥様のゆっくりとした品の良い話し方がとても印象的でした。
お会いしてみたら、思っていたよりも更に品の良い素敵な方でした。そしてご主人はスペインの方でバルセロナ出身だそうです。日本語、英語、スペイン語がごちゃまぜの打ち合わせとなりました。
ご主人がクリエイティブなお仕事のせいか、建築にとても詳しく、様々な雑誌の中から当事務所を選んで頂きました。当事務所の印象として、「単なる白い空間ではなく、色遣いとボリュームのバランスが良く、スペインのモダン建築とも近い」とお褒めの言葉を頂きました。
これから更に交流を深めて行きたいと思います。
午後からは「Y Residence」の構造の打ち合わせ。最初の仮定断面のアイディアが出てきました。これから更に煮詰めて行きます。
そして夕方からは、6月の東京滞在のときにお会いした
長野の方と打ち合わせ。前回は時間制限がありましたが、今回はゆっくりとお話することができました。
やはり気にされているのは距離のこと。これは確かに依頼する方からすれば気になるところです。私としては以下のように考えています。
1、頻繁に現場に足を運ぶことはできませんが、通常、設計事務所の管理は1週間から10日に一日程度。関東にも頻繁に来ているのでそれは可能です。また、南生田の住宅のように、簡単にデジカメで撮ってもらった写真を送って頂ければ、毎日、監理することもできます。
2、距離も大切ですが、やはり信頼しあい、スムーズなコミュニケーションがとれることが大切です。それは距離とは関係なく、人対人だと思います。
3、関東出張のスケジュールは数ヶ月前に決まっているので、事前に日程を確定することができます。近いとかえって「次の日程は後日連絡します」なんてことになり、延び延びになることがあります。
いろいろ書きましたが、大切なのは「信頼し会える相手か」ということだと思います。
今日はまた更にお互いの理解が深まったような気がします。
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