今日、高野木工さんから「完成したよ」と連絡がありました。
時間的に厳しい状況であったので、まずは安心しました。明日、搬入です。
「思ってたより断然良い感じですよ」と高野さん。事前に確認する時間がありませんでしたが、展覧会で見ることを楽しみにしようと思います。
タイトル: ハギレノハコ (英語名:HA・GI・RE・NO・HA・KO)
コンセプト:
樹種の違う端切れのような小さな木材を接ぎ合わせてつくった単純な箱。普段は単なる「箱」として佇んでいるが、側板を引き出すと同材で出来た椅子が8脚現れる。そして残った「箱」はテーブルへと変わる。
箪笥などの「箱物」として名をはせた大川の家具職人さんとのコラボレーション、「箱」への敬意を持ちながら、新たな「箱」をつくりたいと思った。
端材のような部材で構成することによって、大木を切り出す必要もなく、製材して残った材料や廃材を使用することもでき、資源の有効利用と環境配慮を行っている。また、現在の大川は、大量生産、薄利多売という現実と対面している。その様な背景に対し、この「箱」は量販家具のダボ穴を空ける機械で部材加工と接ぎ合わせをして、それを手作業で仕上げる工程とした。それは現在の機械体制と従来の職人魂とを結びつけたいとの思いからである。
CG:
尚、展覧会の詳しい情報は
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