最近、時間に追われ作業日誌みたいになってしまったので、今日はLAで
Russellの家に泊まったときに感じたことを書きます。
アメリカの家と日本の家、もちろんサイズはぜんぜん違いますが、最も違うのは水廻りの位置だと思います。例えばアメリカではバスルームは寝室に隣接しています。そして子供室やゲストルームのそばにもバスルームがあります。バスルームが取れないときは、代わりにシャワールームがあります。
アメリカに住んでいたときにいわゆる4LDKの一軒家を4人でシェアしていましたが、私の部屋の中に洗面、トイレ、シャワーブースがあり、ガレージを改造したもう一部屋も同じ構成で、残りの2室の真ん前にバスルームがありました。つまり、あまり大きくない4LDKの家に、シャワーが3カ所あります。
Russellの家もそれほど大きくはありませんが、マスターベットルームの中に、トイレもあるバスルーム、中庭を介した奥の子供部屋(二室)の間に洗面、トイレ、シャワールームがありました。今は子供が小さいので、片方はRussellの書斎兼ゲストルームになっています。
日本人から考えると非常に贅沢に感じますが、アメリカ人にとってはどこかを削ってでも、このように水廻りを複数設けます。
何が良いかというと、寝起きの顔やパジャマでうろうろしないですむのです。例えば、夜にトイレに行ってもゲストと住人がかち合うこともなく、朝もシャワーを浴びて、きちんと着替えてから挨拶をします。住人も身支度をして、LDKに出るので、ゲストにプライベートな姿を見せずにすみます。住んでみると非常に便利で、変な言い方かも知れませんが、格好をつけて生活することができます。
日本の家もこうなっていると、娘の友達が来てるのに、ももひき姿で「いらっしゃい」なんてことがなくなり、お父さんの株も上がるかも知れませんね。
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