昨日に続いて勝手なことを書いています。
第3戦
札幌に移動。中日の第3戦の予想はかなり難しく、その後の流れを左右するキーポイントでした。
と言うのも、クライマックスシリーズでは、短期決戦での恐ろしさを味わった落合監督が、阪神戦で川上、中田で連勝、左が苦手な巨人に小笠原を初戦に使った後は、また川上、中田で連勝してしまったため、朝倉、山井の二人を実戦から遠ざけてしまったからです。
クライマックスシリーズで投げている小笠原で行くのか、後半調子を落としながらも1年間ローテーションを守った朝倉を信じて送り込むのか、正直、どちらかわかりませんでした。
結果は朝倉。適地での初戦、前半で崩れると完全に日本ハムのペースになってしまいます。ここが中盤の大きなターニングポイントだったと思います。
このシリーズで一番大きかったのは、そんな緊張感の中、相手投手・武田勝が崩れ、初回に7点、2回に2点をあげ、大量リードを奪えたこと。ブランクがあった朝倉も、本調子ではないかがら楽に投げることができました。
実はここでも1・2番が機能したことから大量得点に結びつけることができました。
第4戦
中日の先発は予想通り小笠原。しかし日本ハムは第2戦でも登板した高卒ルーキーの吉川。今日先発予定であった スウィーニーを昨日大量失点した後に使ってしまった為、先発がいません。昨年、日本一に導いたヒルマン監督ですが、この采配は全く理解できません。
案の定、吉川は初回に調子がよい1・2番に出鼻をくじかれ二失点。その後は持ち直し、非凡なところを見せ、一度は同点に追いつき、はじめての接戦となりましたが、中村紀が打ち、岩瀬が締めるといった勝ちパターンに持ち込み勝利。
この戦いは、ヒルマン監督の不可解な采配と昨日の勢いで勝ったと言えますが、この接戦を落としていれば、地元日本ハムに流れが行っていたかも知れません。
どのスポーツ紙も書きませんでしたが、実は第4戦にダルビッシュの先発があるのではないかと思いました。第3戦でスウィーニーを使ったので、名将ヒルマン監督は第1戦、第4戦、第7戦、ダルビッシュ先発という大胆な策にでるのではないかと。昔、西鉄・稲尾投手が日本シリーズで4勝したことを思い出します。もしそうなら3敗は覚悟しないといけない。
ダルビッシュはまだ21才。甲子園で連投したことを考えれば、不可能ではないこと。しかし将来のある身。球界の至宝に万が一のことがあれば一大事。来年、メジャーリーグに行くことが決まっている監督には「飛ぶ鳥、あとを濁さず」で、とても打てる手ではなかったのでしょう。ドラゴンズファンとしては、ほっとしましたが。
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