先に誤っておきますが、素人が勝手なことを書いています。
興味がある方のみ、見て頂ければと思います。
第1戦
プロ野球史上初めての二年連続、同じ先発投手。
日本ハム・ダルビッシュ、中日・川上。
去年はナゴヤドームで開幕を迎えましたが、今年は札幌ドームで開幕。
クライマックスシリーズ、巨人との初戦で、奇襲とも言える小笠原投手を先発に起用した落合監督でしたが、今回はエースの川上投手を送り込みました。僕は第1戦に先発すれば、第5戦にも先発できることを考えると、最も信頼できる川上が先発ではないかと思っていました。
しかし相手はダルビッシュ。去年とは違い、21才ながら球界のエースへと成長した相手。川上であっても先制点を与えてはいけないというプレッシャーからか、初回に四球二つを出し、その後、内角が打てないセギノールに甘く入ったストレートを痛打されてしまいました。
その後は見違えるようなピッチィングで2安打3失点の完投負け。
初戦を落としてしまいましたが、実は去年より手応えを感じていました。
去年は地元ナゴヤドームで開幕を迎え、エースで初戦をとった落合監督が、自信満々のコメントをしていました。しかし第二戦、金子選手に山本昌投手が不用意な一球を投げてから、崩れるように4連敗。
今年は2位で終わってしまった屈辱からか、クライマックスシリーズで勝っても胴上げをしないという気の引き締めよう。去年はパ・リーグのプレイオフの間に実戦感覚を失ってしまったのに比べ、今年は阪神、巨人に5連勝とペナントレースの時より調子が上がっていました。そして何より期待が持てたのが、1番荒木・2番井端が機能したこと。
第1戦の負けゲームでも、荒木が出てすかさずスチール、井端がしぶとくライト前に落とした後、森野の大きな犠牲フライという中日らしい攻撃ができました。去年まったく機能しなかった二人が元気。短期決戦では実戦データが少ないので、投手が圧倒的に有利。そんな時、足をからめた攻撃が一番確実です。
第2戦
今日は初回から1・2番が機能して先制。強心臓の中田投手が淡々と自分のピッチィングをしていると、グリン投手が際どいボール判定から崩れて、大差での勝利。それでも落合監督は浮き足だった様子はなく、ヒーローインタビューで「すでに明日の事しか考えていません」と素っ気ないコメント。
実は第2戦が一番大切。第1戦に勝っても第2戦に負けると、1勝1敗ながら、沈んだ雰囲気で適地に乗り込まないといけません。第1戦に負けても第2戦に勝てば、勢いを持っていけます。
そう言う意味では、日本ハム打線を完全に封じ込め、逆に去年機能しなかった打線が爆発して勝ったのはとても大きく、今年は行けそうな感じがしていました。
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