最近はロボット関係のイベントやテレビ番組をよく目にするようになりました。
製造業などでは、かなり前から機械化が進んでいます。しかし、一般の方にも身近な存在となりはじめたのはここ数年です。
少し前には、お掃除ロボットが深夜のテレホンショッピングでも紹介されて、話題になっていました。
ロボットと言えば、我々の世代では鉄人28号、ゲッターロボ、マジンガーZ、ロボコン、タイムボカン、、、様々なものがありましたが、元をたどると、手塚治虫氏の想像力がその原動力になっていると思います。現在、活躍しているロボットの技術者達、そして漫画家の方々、手塚氏のロボットの世界に多かれ少なかれ影響を受けているのではないしょうか。
先日、グッドデザイン賞の表彰式に出席しましたが、実は最終のひとつ前の投票ではCYBERDYNE社の
ロボットスーツ HAL-5が一位でした。
三菱自動車のiと一騎打ちになって負けてしまいましたが、表彰後のブースではひと際、人が集まっていました。
これは正確にいうとロボットというより、モビルスーツ?に近いのかも知れません。最初は電動アシスト自転車のように、人間の運動を機械で補助するのかと思ったのですが、実は脳から送られる微弱な電気信号をキャッチして、動く仕組みになっているそうです。つまり手足が動かない人でも、神経が無事で、そこに信号を送れれば動くそうです。しかも普通の人間よりも力強く。「そんなことができるの?」と思わず、このお兄さんを質問責めにしてしまいましたが、その件についてはどうも歯切れが悪い答えでした。まだ、課題が山積みなのかも知れません。
しかし、この会社の社長さん、子供がそのまま大人になったようなきらきらした目をしてました。
ロボットが我々の生活に身近な時代、それはそれほど遠い将来なのではないかも知れません。それまで生きていられるかな?
これからのロボットの進化、目が離せません。
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