丸5年使っていたPowerBook G3/500が、「南生田の住宅」のオープンハウスのときに壊れました。
4年目以降何度か壊れたのですが、今まで不思議と直ってきました。講演前日に壊れ、もう駄目かと思ったときに、直前に急に直ったこともありました。ときどき機械にも個性や性格があるのではないかと感じます。実は昔から機械の癖を読みとるのは得意で、デパートの屋上などのゲームで景品稼ぎをしていた子供でした。
しかし、今回ばかりはもう寿命とあきらめたのですが、「南生田の住宅」の建主さん、実はMacの修理のセミプロ、というか素人なんですが、何でも直してしまうそうで、会社では「大塚商会さん」と呼ばれ、会社のパソコンやコピー機を修理しているそうです。
入院して約1ヶ月半、やっと直り無事に生還しました。どうもかなりの合併症だったらしく、ほとんど中のパーツは入れ替えになってしまったそうです。すみません、お手数をお掛けしました。
機械には感情はないはずなのに、長年付き合っていると、愛着が生まれてきます。もう使えなくなって捨てなくてはいけないときが必ずきますが、そんな時は気持ちがどんよりします。機械は愛情を持って接すると、不思議と困ったときに直ったりします。みんなが機械にも愛情を持って、長く大切に使い、ちゃんと成仏できるようにリサイクルすれば、環境にも優しく、自分の気持ちも穏やかになるのではないでしょう。