今日は九州産業大学にて、午前中に長田直之氏(ICU一級建築士事務所主宰、奈良女子大学准教授)による講演会があり、午後には卒業設計講評会がありました。
長田さんはICUという事務所を主宰してJIA新人賞2013を受賞し、2008年から奈良女子大学で教鞭を取られており、僕がいつも自分に課している「実践と教育の両立」を高いレベルで体現されています。
実は長田さんはABC建築道場のファンであり、かなり前からラブコールを頂いていて、今回やっとお越し頂くことができました。ありがとうございます。
講演では、安藤忠雄さんの事務所でのこと、イタリア留学の影響、そして、自身が思考されている建築理念についてお話し頂き、世代が近い僕にはとても共感できるお話しでした。
講演や講評会で世代の違いが話題になりましたが、普遍的な内容だと思いますので、若い世代にも学ぶべきところは沢山あったと思います。
午後の卒業設計講評会では更に豪華メンバーにお越し頂き、1名30分という講評会として非常に長い時間じっくりと講評して頂きました。僕が学生の時にはこのような機会はなかったので、少し羨ましい思いでした。
これから学外の卒業設計イベントに参加する学生も多いので、更なる飛躍を期待します。
今回、講評会にお越し頂いた方々は以下になります。
清原昌洋氏(atelier cube)
倉方俊輔氏(大阪市立大学大学院准教授)
小林哲治氏(人の力設計室)
土井一秀氏(土井一秀建築設計事務所)
長田直之氏(ICU一級建築士事務所、奈良女子大学准教授)
古森弘一氏(古森弘一建築設計事務所)