一昨日、明治43年(1910年)9月1日生まれの曾祖母(ひいばあちゃん)が103歳という年齢で永眠しました。
正月に101歳年下、つまり1世紀違いの息子と写真を撮ったことを思い出しました。
1世紀以上の歳の差。
1世紀前の日本や世界の情勢。
1世紀前の建築。
自分が100歳の時。
その時の子供や孫。
その時の時代。
100歳という年齢の人と向き合うことにより、自分の中の時間の尺度が大きく変わったような気がします。
ひいばあちゃんは、一昨日、いつものように自宅で朝の4時に目を覚まして、午前6時には寝たまま息を引き取ったそうです。
大往生で苦しまずにこの世を後にしたこともあり、昨日の通夜では、親戚が一同に会し、玄孫(やしゃご)、来孫(らいそん)は走り回って大騒ぎの宴会でした。
寂しい思いと同時に、理想的な人生の幕引きに、感動と勇気をもらったような気がします。