お盆休み前の最終営業日ですが、大川の木材工場と自宅兼ショールームを見学させて頂きました。
大川と言えば、箱物家具で一時代を築き、現在も多くの木工所があります。
木工所があれば、当然、木材を供給するところがあるはずで、今日、見学させて頂いたところは国産材50種、外国産100種の豊富な木材を取り揃えている製材所です。
無垢材は、少し節があるもの、十分に使える長さがあっても端材と見なされもの、素材としては良いものであっても市場に出せない木材が沢山あります。その一方、市場に出るものは完璧に近いものとなり高価になります。
今回は、在庫の材料や端材を上手く使った自宅兼ショールームを、大阪の建築家・竹原義二氏に設計依頼したということで、そちらも見学させて頂きました。
まだ発表前ということで、写真撮影は制限されていたため、残念ながら写真はありませんが、木材の良さを遺憾なく発揮した秀作でした。
その後は、博多の西陣に移動。
毎年、恒例となった大石和彦建築アトリエにお邪魔して、今年は柳瀬真澄さんによるアルバ・アアルトのプロジェクトを解説つきで見せて頂きました。
お盆前にとても有意義で楽しい時間を過ごすことができ、鋭気を頂きました。
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