修理に出していた愛器KODAK V705を迎えに行ってきました。
手にとってびっくり。
外装と液晶を交換したので、ほぼ新品です。
携帯カメラで撮影したので、その感じが伝わりにくかも知れませんが。
廃盤寸前に買ったので、全国規模で探してもシルバーしか残ってなく、なくなく諦めたのですが(実はその後、シルバーも良いなと思ってました)、部品交換でブラックボディーにイメチェンした姿にも二度感動です。
このデジカメは、人間の目と同じように2眼なので、ズームレンズが飛び出ずに、23mm(35mm換算)まで広角に取れます。また、パノラマのステッチ機能が敷地調査にとても便利で、カメラ自体が3枚まで連続カットを自動的に繋げてくれます。
こんなによく出来ていて、デザインも素晴らしいカメラが、なぜ廃盤になってしまうのでしょうか。
フィルム業界が厳しいのはわかりますが、何とかこれからも名器をつくり続けて欲しいものです。
クライアントの
tomoさんのブログにも書いてありましたが、売れているものが決して名品とは言えず、逆に優れたものが、大衆性がないばかりに廃盤になってしまうことが多いような気がします。
大衆性と品質、必ずしも相乗的な関係でないところにデザインの難しさがあります。
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