第2課題「ウォーターフロントに建つ小住宅」も佳境に入ってきました。
2年生になると大学にも慣れ、二十歳にもなり、まだ就職には実感がないので、中だるみをすると常勤の先生から言われていました。
なので、こちらとしては少し引き締めて授業をしているつもりですが、やはりその傾向が見られます。
現在は課題のコンセプトをどう設定し、それに基づき空間をどう構成して行くか、クリエイティブな能力と総合化する力が求められています。
これはすぐにはできないので、緻密な道筋を自分で立てながら探求しないといけないのですが、多くの学生が席を立ち、他の学生の作業を見ながらそわそわしています。
自分と向き合わないと、建築の答えは出てこないのに、じっとしてられない様子です。
しかし、この悶々とした時間を過ごすことによって、自分でそれに築くのでしょうか。
待つことも教育の一部だと感じる今日この頃です。
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